カンゼ(甘孜)チベット族自治州の概要

甘孜(カンゼ)・チベット族自治州は四川省の西部、成都より150km程、二郎山を超えた場所に広がる四川省のチベット地域です。 四川省からラサへの川蔵公路の通るこのカンゼ自治州には 丹巴や徳格をはじめとするチベット特有の見どころやチベット語で【白く美しい】という意味を持つカンゼには ミニヤコンカやムガツォなどに代表される 大自然も沢山ある地域です。
自治区内には,
康定県(タルツェムド)、 濾定県(チャクサム)、 九竜県(ギェスル) 、 丹巴県(ロンタク) 、 道孚県(タウ)、 炉霍県(タンゴ)、 色達県(セルタル)、 甘孜県(カンゼ) 、 新龍県(ニャロン)、 白玉県(パンユル)、 徳格県(デルゲ)、 石渠県(セルシュル)、 雅江県(ニャクチュ)、 理塘県(リタン)、 巴塘県(バタン)、 稲城県(ダプパ) 郷城県(チャクテン)、 得栄県(デロン) 合計18の県より構成され、、その中で約90万人が生活しています。

カンゼ(甘孜)チベット族自治州の歴史

b>1725年 - 雍正のチベット分割の際、この地のチベット人諸侯たちの所領は四川省に配分され、四川総督を介して清朝皇帝より所領の安堵を受けました。(「カンゼ地方」という地域的枠組みの起源)。
1905年 - 1910年 - 四川総督趙爾豊は四川兵を率い、この地よりラサに至るまでの領域を占領、この地の諸侯や「西蔵」のガンデンポタンを取り潰し、「西蔵」「西康」の二つの省を設置しようと構想。
1912年 - 1933年 - 辛亥革命により、建設途上にあった趙の事業は瓦解、ガンデンポタンはチベット国の独立と国土回復を目指して東進、この地は中国とチベットの争奪の舞台となりました。
1936年 - 長征途上の中国共産党、西康各地のチベット人たちに「チベット人政府(波巴政府)」を樹立させ、5月1日、これらの代表をカンゼにあつめて「チベット人政権全国大会」を開催、「チベット人人民共和国中央政府」を組織されました。
1939年 - 中華民国国民政府が名目上はカム全域を領域として西康省を発足させました。
1950年12月15日 - 中華人民共和国人民政府、西康省の名目上の領域のうち、西康省が実効支配を確立していたディチュ河以東の地に西康省蔵族自治区を設置しました。
1955年 - 西康省およびチベット族自治区を廃止し、「自治州」に格下げして四川省に併合、カンゼ・チベット族自治州とりました。

カンゼ(甘孜)チベット族自治州の観光スポット

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