雲南省/貴州省/四川省の少数民族　西安中信国際旅行社！

雲南省/貴州省/四川省の少数民族

雲南省、四川省、貴州省に暮らす少数民族の紹介です。

イ族（彝族）

人口約770万人で雲南省、四川省、貴州省、広西チワン自治州などに暮らしています。6〜７千年前に古羌族が南下する過程で西南地区の 土着民族と長期にわたり融合した結果生まれた民族と言われています。先祖崇拝を特徴とし、毎年10月年、火把節、祭龍（雨乞い）などの祭りが開催されます。

ペー族（白族）

ぺー族の人口は159.4万人でその80%以上は雲南省の大理ぺー族自治州に住んでいます。その他、雲南省の麗江、碧江、保山、 南華、元江、昆明、安寧、貴州省卒江、四川省凉山、湖南省桑植県などにも住んでいます。 ぺー族の多く住む大理は古来より、四川省とインドを結ぶ、唐代には西南シルクロードの交通の要所として栄え、多くの外来文化とも接してきました。 毎年陰歴の3月15日から3月21日まで開かれる大理で有名なお祭り、理蒼山麓で開かれる盛大な物資の取引大会【三月街】は1000以上前にはもう開かれていました。
ぺー族の方は白語を話し、三茶道でお客をもてなし、白色を敬う等独特の習慣を持ちます。

タイ族（泰族）

人口約126万人でそのほとんどはシーサンパンナタイ族自治州、徳宏タイ族自治州に住んでいます。南伝上座仏教を信仰し、 その多くがミャンマー系のタイ族です。タイ族の歴史は長く司馬遷の「史記」や「漢書」にも記載があります。 また、タイ族はタイ語を使い、タイ族独自のタイ暦（公暦マイナス638年）を使用することでも知られます。タイ暦の6月（公暦の大体4月） に行われる溌水節は彼らの象徴的お祭りです。また踊り好きで有名なタイ族には、孔雀踊り、象脚鼓舞、双面鼓舞、魚舞など数多くの踊りで知られています。

ハニ族（哈尼族）

人口125万人ほどでその大部分が元江ハニ族自治州、紅河ハニ族彝族自治州、西双版タイ族自治州、玉溪市等の雲南省に住んでいます。 中国語の史籍では和夷、阿泥、等30種類以上の呼び名で呼ばれています。 多くの方が農業に従事し、美しい棚田で有名です。ハニ語を使用しますが、独自の文字はありません。しかし、多くの伝統物語等があります。 また、万物有魂、魂不滅、自然崇拝などでも知られています。白?踊りに代表されるような踊りを好みます。旧暦の6月24日に行われる苦札札節は有名です。

チワン族（壮族）

中国で最も人口の多い少数民族で1990年の人口は既に1500万人を超えています。その大部分は広西チワン自治区に住みますが、100万人以上は雲南省にも住んでいます。 その他西南地区では貴州省従江にも住んでいます。またチワン語という独自の言語を持ちます。ごく一部ですが、1日4食の習慣を持つ地域もあります。 宋王朝に対抗した儂智高の功績を讃えるために始められた【隴端節】700年以上の歴史のあるチワン族で最も有名なお祭りです。

ナシ族（納西族）

人口は約325,000人でその多くが雲南省麗江の古城、玉龍ナシ族村、維西、シャングリラ、四川省塩源県、チベット木里県に住んでいます。 彼らの大きな特徴の1つはトンパ教を信仰し、トンパ文字を使用することです。その多くは農業、牧畜業に従事しています。 毎年旧歴2月8日に麗江やシャングリラで開かれる【三朶節】は有名で野外で踊りや宴会などとても賑やかな雰囲気です。

ミャオ族（苗族)

人口約894万人で雲南省、貴州省、広西チワン自治州、湖南省、海南省など非常に広い地域に暮らしています。 自らを牡、蒙、摸、毛などと呼ぶこともあります。 主に米、トウモロコシ、小麦、綿花などを栽培して生計を立てています。 その歴史は古く、中国で最も古く定住を開始した民族の一つです。 刺繍、績錦、ロウ染、首飾りなど工芸美術に優れ、また芦笙踊りなどの舞踏を好みます。 毎年、旧暦5月5日に開かれる【花山節】や【龍船節】は有名です。

リス族（族）

人口約57万５千人で雲南省怒江リス族自治州、維西リス族自治州、麗江、シャングリラ、大理、四川省西昌、塩源などに暮らしています。 自らの言語を持ち、また、［創世紀］、［私達の祖先］等に代表される数多くの神話、伝説があります。またリス族の詩歌は有名です。 また、歌を歌うことを好むことでも知られています。

回族（族）

人口約982万人で中国で最も広範に暮らす少数民族です。その内西南地方には100万人程度の方が暮らしています。 イスラム教を信仰し豚肉を食したり、飲酒はしない方が多いです。

ワ族（族）

人口約35万人でそのほとんどが雲南省の西盟や双江などに暮らしています。民族の言語ワ語を使います。ワ族は客人を手厚くもてなすことで知られ、 お酒を飲まないのは礼儀に背きます。ワ族特有の自家製の泡水酒は体に良いことでも知られています。

ラフ族（族）

人口約770万人で雲南省、四川省、貴州省、広西チワン自治州などに暮らしています。6〜７千年前に古羌族が南下する過程で西南地区の 土着民族と長期にわたり融合した結果生まれた民族と言われています。先祖崇拝を特徴とし、毎年10月年、火把節、祭龍（雨乞い）などの祭りが開催されます。

チベット族（族）

人口約541万6千人で大部分はチベット自治区に住んでいますが、四川省や雲南省にも 暮らしています。独特の言語、文字を持ち、その多くは放牧などで生計を立てています。

ヤオ族（族）

人口約263万7千人で、その多くは広東省、広西チワン自治区、湖南省、雲南省、貴州省に暮らしています。自らを勉、金門、布努等と称します。 ヤオ語を使い、民族の神話【山海経】、【伏義子好造人民】等は有名です。毎年旧暦5月29日に開かれる民族の先祖を祀る【盤王節】は有名です。

チンポー族（族）

人口約12万5千人で大部分は雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州のロ西や瑞麗などに住んでいます。チンポー語を話します。 主に農業に従事し、マンゴーやバナナなども栽培」しています。

プーラン族（族）

人口約8万2千人で多くは雲南省のシーサンパンナ、思茅等に住んでいますプーラン語を使い、小乗仏教を信仰しています。 竹製の家に住んでいます。

プミ族（族）

人口約3万4千人で主に雲南省西北高原の蘭坪老君山麓などに暮らしています。自らを「普英米」、「普日米」、「培米」等と呼びます。 プミ語を話し、彫刻芸術等が有名です。

ヌー族（族）

人口約2万9千人です。主に雲南省の濾水、福貢、貢山、蘭坪、シャングリラなどでナシ族、ぺー族、チベット族などと雑居して暮らします。 お酒が好きで独自のお酒があります。ヌー語を話します。

アチャン族（族）

人口約3万4千人で雲南省、大部分は雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州に暮らします。 古代中国の史籍では「峨昌」「娥昌」「莪昌」等として称されています。アチャン語を話します。

ドアン族（族）

人口約1万5千人で雲南省、大部分は雲南省徳宏タイ族チンポー族自治州に暮らします。 自らを「尼昴」、「納昴」等と称しています。ドアン語を話し少乗仏教を信仰します。

ジノー族（族）

人口約2万千人で雲南省そのほとんどがシーサンパンナに住んでいます。ジノー語を話し、長老を敬うことを忘れません。また太陽崇拝も有名です。

プイ族（族）

人口約254万5千人で95％以上が貴州省の黔南和黔西南プイ族ミャオ族自治州，都�堰A、独山、平塘等に暮らしています。プイ語を話します。 また、踊りが好きで民族の伝統舞踏「銅鼓舞」、「績布舞」等が有名です。また、伝統工芸としてのろう染や織物、刺繍なども有名です。

トールン族（族）

人口が最も少ない少数民族で、約７千４百人です。そのほとんどは雲南省の貢山で暮らしています。トールン語を話します。

スイ族（族）

人口約34万6千人で大部分は貴州省の黔南プイミャオ族自治州の三都水族自治州、都�堰A独山、黔東南ミャオ族トン族自治州の凱里、黎平、榕江、従江等 で暮らしています。スイ語を話し、民族独特の文字「水書」を持ちます。また自らの暦、水暦を持ちます。

トン族（族）

人口約296万人で大部分は貴州省に暮らしています。主に南北2つの方言にわかれるトン語を使用します。 風雨橋や鼓楼等の伝統的建築が有名です。

コーラオ族（族）

人口約43万8千人でその多くが務川コーラオ族ミャオ族自治州、道真コーラオ族ミャオ族自治州に住んでいます。 コーラオ語を話します。